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坂本龍一の思いを継ぐ、植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」寄付受付を開始

2023.09.01
坂本龍一



今年5月上旬、「坂本龍一は、私たちにたくさんの音楽を残してくれました。そのお返しに、私たちはこの地球に木を残しませんか?」というメッセージとともに、植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」の開設の告知が行われた。

このプロジェクトは、今年3月28日に亡くなった音楽家 坂本龍一氏の訃報が流れ、ネットに溢れる世界各地からの弔意を目にした坂本氏の友人でニューヨーク在住のアーティスト、チボ・マットの本田ゆかさんが「坂本さんを愛する人達全員が一本づつ木を植えたらどうだろう?愛と感謝を込めて。」とFacebookにポスト。
時を同じくして、坂本氏の家族から「お父さんのファン全員が木を一本ずつ植えたらすごいね。でも、植えたいと思ってもどうやればいいかわからないだろうから、一本のコストを寄付できるシステムを作ればすごくいいんじゃない?」と声があがり、その異口同音に上がった思いを形にするべく、植樹のためのドネーションプラットフォーム「TREES FOR SAKAMOTO」を立ち上げた。

「TREES FOR SAKAMOTO」はこれまで寄付先の選定を行い、各地の森林保全活動を行っている団体と提携、世界各地から寄付できるように受付準備を進めていた。
第一弾の寄付先として、以下の5つの地域を選定され、本日より「TREES FOR SAKAMOTO」で寄付の受付がスタートした。

・ブラジルの大西洋岸にある森林地帯、ポンタウ
・中国・内モンゴル自治区、テンゲル砂漠
・タンザニア・マラ州、ブティアマ丘陵
・日本・高知県、梼原町
・インドネシア、東カリマンタン州

どの地域も木1本から寄付することができる。
同プロジェクトは、ファンドレイジングプラットフォーム「Syncable」のシステムを採用し、寄付金は「Syncable」経由で森林保全団体「一般社団法人more trees」* が受け取り、必要経費を除いた全ての金額が各地の活動団体に寄付される

TREES FOR SAKAMOTO :
https://trees4skmt.org/

⋆ 一般社団法人more trees とは
「もっと木を」というコンセプトのもと、坂本龍一が代表を務め、その呼びかけに賛同した世界各国の100人以上の賛同人によって設立された森林保全団体。
国内外における森林の再生を、自治体や現地の人々と力を合わせ、森の恵みを持続的に活かす取り組みを進めている。
森づくりによってCO2(二酸化炭素)の吸収力を高め、「カーボンオフセット」の普及や森の恵みを使ったオリジナルプロダクトの開発など、「都市と森をつなぐ」をテーマに森に関わる様々なプロジェクトを発信し、世界各地の森づくりを推進している。
 
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