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揺らめきながら凛と響く歌声、アンビエントとメッセージを兼ね備えたサウンドで話題を集める“ゆうさり”。 風景、季節、時間を切り取り心象とする音源集「ほとり」本日配信開始。

2024.01.31



niikawa rikoによるソロプロジェクト、ゆうさりの3か月連続リリースの締めくくりは自身2枚目となる音源集。
「ほとり」と名付けられたこの音源集は、朴訥とした弾き語りから深い歪みのバンドサウンドまでを録音、季節や時間、それに関わる風景を丁寧に切り取り、揺れ動きながらも暖かさと強さを心象として残す全6曲。
ゆうさりの今、普遍、より深層を知れる音源集となっている。
同時公開で収録曲「輪」のライブ映像も公開、リリース後には別楽曲のミュージックビデオも公開予定。
じわじわと魅力が浸透中の彼女のサウンドに浸って欲しい。
 
 
【セルフライナー】
ほとり/畔/陲/熱り/辺り......境目、きわ、水辺。はずれに。そのかたわらに、その果てで。6曲を見渡して、ほとりという言葉が緩やかに貫いていることを思い、タイトルとしました。
 ゆうさりという名前で音楽をし、初めての音源集「由来」でやりたかったことは、わずかなことがわずかなまま、だけど作った波がどこまでも打つような、そういうことでした。1つのことを喋って、10のことを思い起こすようなものにしたかった。
 そして今回の「ほとり」では、なるべく色々な面から1を切り出して、沢山集めて詰めるようなことをしてみました。自分の作るものをどう渡したいのか、景色をそのまま頭に被せるようなことはどういうことか、新しく好きになった音楽はどんなふうになっているか。書いた詩と作った音はきちんと空気を抱きかかえているか。そしてそれは身体の中のことか、外のことか。匂いのする眩しさのある、その場所で吸って吐いた時と同じ感覚になるようなものへ、景色をなるべくそのままうつしとる気持ちでつくりました。
 百日は、あめの昼ときれいな夕方、貫かれている季節の境目。朝の清冽は、静かに感覚が結晶する、真冬の朝のきわ。揺り籠は、よく晴れた夜、湖と眠りの中を行き来する夢の水辺。みなし児とはこぶねは、もっと深い真夜中のはずれ。輪は生まれてからの光、あたたかさ、生きた果てにあって、いつもそばにあるそれ。ほとりは、そんなふうに生まれたひとやみた夢、移った季節のはずれに残る余熱。一人一人のあらゆる時間に、関係に、感覚に、頭や体や心によせて。あらゆるほとりによせて。
 
【RELEASE】
ゆうさり
2024年1月31日(水)
Mini Album
「ほとり」
1.百日
2.朝の清冽
3.揺り籠
4.みなし児とはこぶね
5.輪
6.ほとり
配信リンク: https://big-up.style/zSb8SUmvzh
 
Live Video
ゆうさり(合奏) "輪" (at 東池袋 KAKULULU 2023.06.04)

Director:lou
 
【PROFILE】
ゆうさり (Yuusari)
2002年生まれ、新川莉子によるソロプロジェクト。
作詞作曲、演奏、歌唱、録音を自室にてみずから行うスタイルで音源を制作。
クラシックギターと歌とを軸に、ソロ・ドラムとの二重奏・エレキギターを手にしてのバンドセットなど、さまざまな形でライブを行う。
2020年、SoundCloudにて楽曲「汽水」を公開、ゆうさり名義での活動をはじめる。
2021年、シングル『汽水/ 目映く』、7曲入りミニアルバム『由来』をリリース。
写真家・山口明宏の個展に主題歌「芽」を制作。会期中に会場のTEGAMISHA GALLERY soel にて演奏。
『由来』のCD盤を自主制作。デザインを自ら手掛けた本作は、手売りのほかHOLIDAY! RECORDSやTheDomesticなど各ショップへとひろがり、タワーレコード渋谷店「タワクルコーナー」にて取扱。
2022年、シングル『芽』をリリース。
2023年にかけてライブを重ね、ゆうらん船・内村イタル/uami/ 宗藤竜太/ 細井徳太郎/ 君島大空 らと共演。
2023年2月、新潟にてfigbash、尾瀬四郎の二人との企画「おはなしみっつ」を開催。
6月には東京・京都の二箇所にて幽体コミュニケーションズとの企画「游-汽水のいちぞく-」を開催。
表現は音楽によるものにとどまらず、「游-汽水のいちぞく-」の各公演では、本編の演奏のほか、即興の詩や演奏にライブペインティングのような工作を織り交ぜたライブを展開。また、写真家の染谷かおりを中心に共同で制作したWeb連載“loin” においては、月替りで詩やエッセイを担当。
 
https://linktr.ee/yuusarimusic
 
【ライブ情報】
2/28(水)The Unknown Café Gallery Harajuku
 
 
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