俳優の髙石あかりが、柚木麻子の一番”危険”な作品と言われ、今冬映画化される作品『私にふさわしいホテル』(12月27日公開)へ出演することが決まった。

本作は、新人賞を受賞したものの、大御所作家・東十条宗典の酷評により、華々しいデビューを飾ることなく、小説を発表する場も得られなかった文学史上最も不遇な新人作家・加代子（のん）が文壇への返り咲きを狙う文壇下克上エンタテインメント。

主演ののん演じる加代子が憧れの「山の上ホテル」に宿泊した際、部屋の上階に東十条が宿泊していることを知ると、大学時代の先輩で編集者の沿道の手引きによって東十条の執筆を邪魔し、締切日に文永氏の原稿を見事落とさせる。そこから加代子と東十条の因縁のコミカルな対決が見どころの本作。

この度追加キャストが発表され、田中圭、滝藤賢一、田中みな実などの豪華俳優陣らと共に髙石の出演も発表された。

髙石は、昨年第15回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞。
直近では、ドラマ『墜落JKと廃人教師 Lesson2』(MBS/TBSドラマイズム)でのヒロインや映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』 (9月27日公開)、映画『新米記者トロッ子 わたしがやらねば誰がやる！』(8月9日公開)、アニメ映画『きみの色』(8月30日公開)、への出演が決定するなど、映画やドラマに立て続けに出演を続けており、現在大注目の若手俳優である。

今回、髙石が演じるのは、滝藤賢一が演じる加代子に原稿を落とされたことを恨み、加代子が出版業界で生きていけないようにあの手この手で加代子を追い詰めていく因縁の相手にして出版業界を牛耳る大御所作家の東十条宗典が唯一頭の上がらないじゃじゃ馬娘の美和子。

本作の出演に対して髙石は、「豪華なキャストの方々、そして堤幸彦監督とご一緒させていただけたこととても光栄に思っています。ワンシーンの中でのんさん演じる加代子の表情、声、仕草がころころと変わっていく様を間近で見ることが出来、感無量でした。
いつかご一緒したいと願っていた方々との贅沢な時間。今思い返しても夢のようです。
父への反抗期真っ只中の美和子をパワフルに楽しく演じさせていただきました。個性豊かなキャラクター達が繰り広げる会話劇を是非劇場で体感してください！」と豪華キャスト陣との共演に喜びのコメントをしている。

実力派＆超豪華な俳優陣の面々が超個性的なキャラクターが破天荒で明るい加代子とどのように交差し、物語は進んでいくのか。

『私にふさわしいホテル』は2024年12月27日(金)全国ロードショー。


《作品情報》
タイトル：『私にふさわしいホテル』
監督：堤幸彦
原作：柚木麻子「私にふさわしいホテル」（伸長文庫刊）
文庫刊)
出演：のん、田中圭、滝藤賢一、田中みなみ、服部樹咲、髙石あかり、
　　　橋本愛、橘ケンチ、光石研、若村真由美
脚本：川尻恵太 音楽：野崎良太(Jazztronik)
製作幹事：murmur
配給：日活/KDDI
(C) 2012 柚木麻子／新潮社　（C）2024「私にふさわしいホテル」製作委員会　

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